意外と知られていないかもしれませんが、アメリカンホームダイレクトは、通販専門の自動車保険では業界最大です。でも最近は親会社のAIGが破綻しそうになって契約者の人たちは気が気じゃないのではないでしょうか?
ネット上でもいろいろな口コミや風評が広がっているようです。確かに危ないところまでいきましたが、AIGが問題を抱えているのは、損害保険や生命保険ではなく、銀行の住宅ローンの保証業務の部分です。そこに相当な割合のサブプライムローンが含まれているため、デフォルト(債務不履行つまり借金が返せなくなること)が一斉に起こると保証金が支払えないという事態になったのです。さすがにAIGが破綻してしまうと、住宅ローンを保証してもらっている中小の銀行がつぶれてしまいますので、アメリカ政府もリーマンと違って支援することにしたのです。
結果として政府の保証がついたわけですから、とりあえず破綻の心配はなくなりました。アメリカンホームダイレクトもつぶれるという事態は避けることができました。とりあえず契約者の方もほっとしているところでしょうか?
アメリカンホームダイレクトは通販第一位になるだけあって、日本での口コミでの評判は悪くないようです。金払いはしっかりしているということです。このあたりは日本の老舗保険会社のほうがひどい場合もあるくらいです。チューリッヒやアクサもそうですが、もともと外資系の自動車保険会社は、保険金の支払いでお金を削るという考え方より、事故リスクをきちんと分析して価格設定をすることで収益を出すというスマートな考え方が主流なので、支払いで出し渋るという話はあまり聞かないですね。またアメリカンホームダイレクトは特に顧客対応の評判がいいようです。非常にしっかりとした対応をしてくれますので、気持ちがいいです。
経営状況もまだ直接影響があるところまではいっていませんので、親会社がアメリカ政府に実質国有化されたとはいっても、特段問題というのは発生していないようですが、今後はわかりません。今後経営再建をしていくにあたっては、リストラという話はつきものです。外資系の企業はそういうときの人員カットはスパッとやりますから、日本のアメリカンホームダイレクトもその例外ではありません。現時点ではどうなるかはわかりませんが、自動車保険であれば等級を引き継げるのですから、次の更新で保険会社を変えておいたほうが無難でしょう。
私は毎年自動車保険を更新するときは、必ず比較サイトで一括見積もりをとってから、更新をすることにしています。比較サイトで見積もりを取るとポイントがつくのでちょっとした小遣い稼ぎになるからです。また実際定期的に比較をしていくと、条件によっては、もっと魅力的な保険会社がでてくる可能性があります。最近の通販保険はリスク細分化保険が一般的なので、保険会社によって価格が結構違うことがあるからです。もちろん価格だけでなく、評判などもチェックしてから更新はしたほうがいいでしょう。